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<図解>みんなの体操(座位)

みんなの体操は、年齢、性別、障がいの有無を問わず、すべての方を対象にした体操です。
椅子に腰掛けた状態で行える8つの運動により、体の各部を効果的に動かすことができます。

1.手と腕の運動(手と腕の曲げ伸ばし)

  • 手を刺激することによって、全身の運動を行いやすくする。
  • くびから腕にかけての血行を良くする。
  • 手、腕、肩の筋肉の伸展と各関節の柔軟性を図る。
  • 呼吸調整を図る。
  • 1-4:手を力強く握る。
  • 5-8:手と指を大きく開く。
  • 1-8:力をゆるめ、手を大きく振る。
  • 1-4:肘を引き、手を力強く握る。
  • 5-8:腕を前の方へ押し出し、手と指を大きく開く。

ポイント

  • 呼吸に留意し、呼吸はゆっくり行い、止めないようにする。
  • 十分握り(まげ)、開く(伸ばす)こと。但し、力み過ぎないように注意する。
  • ストレッチングの要領でゆっくり、十分伸ばすこと。

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2.胸の運動(胸の伸展)

  • 胸を開き、呼吸器官の働きを高める。
  • 背骨を伸ばし、よい姿勢づくりをする。
  • 意識的に腹式呼吸を行い、消化器官の働きをも促進する。
  • 1-4:腕を伸ばし、前から斜め上にゆっくりあげ、胸を広げる。
  • 5-8:腕を前から下ろし、腹に手をあて押さえるようにして背を丸める。

ポイント

  • できるだけ大きく腕を動かし、全身を引き伸ばすようにする。
  • 深く大きな呼吸に合わせ、動作はゆっくり、止めないようにする。とくに呼吸に留意して行うこと。腹式で息をすることを意識させる。
  • 力み運動は筋肉を硬くするので、十分リラックスして行うこと。

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3.上体ゆすり運動

  • 全身の筋肉をほぐし、血行を促す。
  • リズム感覚を呼び覚まし、全身の行動力をつける。
  • 背骨に刺激を加え、中枢神経の働きを高める。
  • 1-16:上腕で脇腹を軽く叩く。叩くリズムに合わせ、上体をゆする。
  • 1-4、5-8:1-16の動作と共に、上体を横へ軽く曲げる。

ポイント

  • 体をゆする感覚で行い、上腕で脇腹を叩く動作は、力を入れず、ゆすりに合わせるようにする。
  • 脚でリズムがとれる場合には、リズムをとりながら行い、主に上体でリズムとタイミングをとるようにする。

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4.くびの運動(くびの曲げ、ねじり)

  • くびの筋肉を伸展させ、血行を促進する。
  • くびの可動領域を広げ、行動の安全性を高める。
  • くびの反り過ぎを予防する。
  • 1-4:ゆっくり前に曲げた後、正しい位置を経過させ後へ曲げる。
  • 1-4:ゆっくり左に曲げた後、正しい位置を経過させ右へ曲げる。
  • 1-4:ゆっくり横にねじった後、正しい位置を経過させ反対へねじる。

ポイント

  • 背すじを伸ばし、肩の力を抜いて、ゆっくりくびの筋肉を引き伸ばすように行う。
  • 目は開けて行う(視野の確保)。
  • 肩に力を入れず、また肩を動かさないように意識して行う。

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5.突き出し運動(上半身の弾みと突き出し)

  • 上半身の瞬発力を高める。
  • 代謝活動を高める。
  • 背骨の柔軟性を高めると共に、脇腹の筋肉を強化する。
  • 動作のタイミングと、とっさの反応を養う。
  • 1-4:左肘を深く曲げ、反動をつけて体をゆする。
  • 5-6:左肘を強く伸ばし、物を投げるように突き出し、脇腹 を伸ばす。
  • 7-8:構えの姿勢に戻る。

ポイント

  • 運動の強弱に注意し、後半の突き出しに力を入れるようにする(例えば、「エイ、エイ、オー」などのかけ声と共に行うのもよい)。
  • フォームにとらわれず、タイミングよく行うこと。
  • 反動をつけにくい場合は、横へゆっくり体をちぢめ、強く突き出してもよい。

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6.腰の運動(背腹の伸ばし)

  • 背筋・腰の強化をする。特に背部と腰部背面の筋肉の働きをよくする。
  • 平衡感覚を身に付ける。
  • 1-4:手の先を見ながら、両手と一緒に上体を前の方に倒す。
  • 5-8;両腕を横へ開き、胸を張り、上体を起す。
  • 1-4:膝に手をあて、上体をゆるめ、軽く前に4回ゆする。
  • 5-8:腰・背・頭の順で体を起す。

ポイント

  • 両手を押し出し体を前に倒す動作の時には、手先を見るように行う。
  • 座位姿勢では脊柱起立筋の緊張・弛緩に注意をして行う。
  • 太極拳のイメージで、体のバランスと呼吸を大事に行う。

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7.腕の運動(腕振りと体の曲げ伸ばし)

  • 全身の血行促進。
  • 体ほぐし(リラクゼーション)。
  • 動作のタイミングを養う(意識運動)。
  • 1-4:肘を曲げ肩から腕を前後に振り、その弾みに合わせ、上体をゆする。
  • 5-6:前にあがった肘を膝につけ、上体を前に曲げる。
  • 7-8:次に逆の方向へ。

ポイント

  • 走る時の腕振りを使ってリズミカルに行う。
  • 前方への腕振りを強調し、アクセントをつけるとよい。
  • 肘当てや背もたれが邪魔になり、手が前後に振れない場合は、振れる方向・振れる幅で行う。

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8.深呼吸

  • 呼吸調整を行う。
  • 運動状態から平常状態に戻す。
  • 全身のリラクゼーションを図る。
  • 1-2:腕を前から斜め上にあげ、胸を広げ、深く息を吸う。
  • 3-4:腕を横から下ろし、体の前で交差し深く息を吐く。
  • 5-6:腕を斜め下に開き、胸を広げ、深く息を吸う。
  • 7-8:息を吐きながら、元に戻る。

ポイント

  • 腕の動作に合わせて呼吸を行う。
  • フォームにとらわれず自由に行うのもよい。

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