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「かんぽ生命 presents ドリームメーカー2 ~望海風斗、夢への軌跡~」

望海風斗さんが魅了される夢の輝跡 ~唯一無二の舞台が生まれるまで~ 第3回 豪華絢爛な夢の舞台を支える5つの魅力とは?

今も昔も望海風斗さんを魅了し続ける宝塚歌劇の夢の舞台は、どのようにして作られているのでしょうか。宝塚歌劇だけが叶えてくれるきらびやかな夢の世界を5つの要素に分け、望海風斗さんのコメントを交えながら、ご紹介します。

~ダンスの魅力~
ロケットから黒燕尾での群舞、日舞までオールジャンルをこなしてこそ宝塚

通称ロケットと呼ばれるラインダンス

宝塚歌劇と聞けば、まずはラインダンスでしょう。通称ロケットと呼ばれるラインダンスは、1927年、日本初のレビューとなった『モン・パリ』で日本に初めて紹介され、いまや宝塚歌劇には欠かせない要素の一つとなっています。「毎年春の初舞台公演では、初舞台生全員でラインダンスを披露します。同期生がそろって同じ舞台を務めるのは、この時が最初で最後となります」(望海)

宝塚歌劇の大きな特徴は、「多彩な演目」。お芝居とショーの二本立てが基本です。オリジナルの作品を中心に、海外ミュージカルや小説・映画・アニメなど、さまざまなものが題材として選ばれます。オーケストラに合わせて日本舞踊を踊るスタイルも、宝塚歌劇独特のものといえるでしょう。バレエやジャズダンスはもちろん、フラメンコ、ヒップホップ、タップダンス、日本舞踊にいたるまで、演目ごとに多彩なダンスが楽しめます。「私たちは音楽学校に入学すると、さまざまなダンスのレッスンを受けるのですが、たとえば洋舞と日舞とでは体の使い方がまったく異なります。ですから、オールジャンルを踊れるようになるまでには、なかなか大変な道のりとなるのです」(望海)

黒燕尾での群舞

©宝塚歌劇団

「ずっと男役スターに憧れていた私にとっては、男役の象徴でもある黒燕尾での群舞に、特に思い入れがあります。ピシッとそろった集団美が魅力の踊りですが、手先の角度、肩のライン、燕尾の裾の動きまですべてを意識しつつ、その中にほんの少し抜け感を取り入れるなど、毎回ものすごくこだわって作っています」(望海)

~音楽の魅力~
宝塚大劇場・東京宝塚劇場はオーケストラが演奏
お客様に口ずさんでいただける主題歌を

オーケストラ ©宝塚歌劇団

©宝塚歌劇団

素晴らしい作品は、素晴らしい音楽があってこそ。ダンス同様、宝塚歌劇では、クラシックからジャズ、ロックにいたるまでさまざまな楽曲が流れます。これらの音楽は、1914年の初公演からほぼ全公演、生オーケストラで演奏され、この迫力ある生演奏も宝塚歌劇の魅力の一つ。これは1914年の初公演から続いています。

そして、どんな作品にも観劇後に口ずさみたくなるようなメロディラインの主題歌があるのも宝塚歌劇の大きな特徴です。脚本・演出家のように、音楽家も歌劇団専属の先生がいて生徒たちの指導にあたっています。ちなみに今回、雪組が挑戦するミュージカル『ひかりふる路(みち)~革命家、マクシミリアン・ロペスピエール~』は、全曲がアメリカの音楽家フランク・ワイルドホーン氏の書き下ろしです。「私は歌が大好きなので、どんな歌にも対応できるように日々お稽古に励んでいます。もっともっと表現力を磨いていきたいですね」(望海)

~衣装の魅力~
きらびやかな世界を彩る衣装の数々 トップスターの羽根は重さ15キロ!

夢の世界を彩る大きな要素が豪華な衣装です。ドレスやスーツ、帽子などの小物にいたるまで、衣装はすべて専属スタッフによる手作りで、一つひとつが芸術品といえるほど凝っています。和ものの時代劇であっても、決して華やかさが失われないのが宝塚。着物にロングブーツなど和洋織り交ぜた絶妙なコーディネートや、早変わりと呼ばれるショーの衣装は、宝塚歌劇ならではの見どころの一つにもなっています。

スターの代表的な衣装といえば、やはり羽根。番手が上がるほど大きくなる羽根は、トップスターが背負うものになると、全長約2メートル、重さはなんと15キロほどもあります。またダンスでも触れた通り、男役の黒燕尾はシンプルだからこそ、それぞれにこだわりがあり、上着やズボンの丈やベストの見え方など数ミリ単位で採寸を行っています。

一方、コスチュームプレイで娘役が着るドレスは、輪になった骨組の上に衣装を被せているので、輪っかのドレスと呼ばれています。男役であれ娘役であれ、美しい衣装ほどスパンコールなどが多く重くなりますが、重さを感じさせず、軽やかに振る舞うことがとても大切で、娘役は全員、ドレスが美しく見える足さばきを習得します。

豪華な衣装 ©宝塚歌劇団

©宝塚歌劇団

~舞台の魅力~
宝塚歌劇ならではの華麗な舞台を作り上げる特別な舞台機構

宝塚大劇場や東京宝塚劇場には、華麗なステージを生み出す舞台機構があります。まずは舞台の左右にある「花道」。そして、舞台や花道の床面の一部を切り抜いて上下させる仕掛けの「セリ」。舞台中央が丸く切り取られ、人やセットが360度回転する「盆」。この盆とセリを組み合わせ、より動きのある演出を可能にします。

銀橋

そして、初舞台ロケット以外では限られたスターしか立てない「銀橋」は、オーケストラボックスと客席の間にある幅120センチメートルの橋のような舞台。「ひいきのスターさんが銀橋を渡ると、より近くに感じることができ、とてもワクワクするんです。私もいつかここでソロが歌えるスターになりたいと、ずっと夢見ていました」(望海)

大階段

©宝塚歌劇団

最後に、宝塚歌劇の象徴といえる「大階段」。フィナーレで必ず登場する舞台装置で、これも初お目見えとなったのは1927年の『モン・パリ』でした。当時は16段でしたが、現在の大階段は26段、高さ4.29メートル。1段の踏み面は23センチしかありません。「それでも、みんな客席に笑顔を向け、足元を見ずに降りてきます。そして最後の最後、大きな羽根を背負ったトップスターがスポットライトを浴びるのは、上から16段目と決められています」(望海)

~演目の魅力~
文芸作品や歴史物からゲーム作品まで 伝統を守りつつ、果敢な挑戦を続ける演目

宝塚歌劇で有名な『ベルサイユのばら』や『エリザベート~愛と死の輪舞』、『風と共に去りぬ』などは人気が高く、再演を重ねている代表的な名作です。しかしながら、伝統を引き継ぎながらも、新しいものに挑戦するのが宝塚歌劇。海外ミュージカルや文芸作品、映画原作ほか、最近は『ルパン三世』のようなアニメや『戦国BASARA-真田幸村編-』といったゲームとのコラボレーションなどの作品にもチャレンジしています。

宝塚歌劇の作品例『1789-バスティーユの恋人たち-』『幕末太陽傳』

©宝塚歌劇団

いろんな作品に果敢に挑戦している宝塚歌劇ですが、男役が主役であり、その主役が魅力的であることは絶対条件。その時のトップスターの個性に合った作品が選ばれます。また、80人ほどいる全組員がそれぞれ輝く作品でなくてはいけないことも、宝塚歌劇ならではといえます。

「宝塚歌劇を見はじめた頃は、私もトップさんばかりを目で追っていましたが、トップスターだけでなく、出演者一人ひとりのひたむきな姿にも感動を覚えるようになると、その奥深さに魅了され、ますます宝塚歌劇が大好きになりました。観劇の機会があれば、ぜひみなさんも舞台の隅々にまで目を走らせて、宝塚歌劇の素晴らしさを感じ取っていただきたいなと思っています」(望海)