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IBM Watsonを活用した保険金支払業務のさらなる高度化について

商品・サービス
2015年02月18日

本文の先頭です。

 株式会社 かんぽ生命保険(本社:東京都千代田区、社長:石井雅実、以下、かんぽ生命)は、日本IBM(本社:東京都中央区、社長:ポール 与那嶺、NYSE:IBM)と、お客さまからの保険金のご請求に対して、より早く、より効率的に、より高い品質でお支払いすることを目指し、IBMのもつ最先端コグニティブ・コンピューティング・システムWatson技術を活用し、保険金支払業務等のさらなる高度化を図っていくことについて検討を進めることといたしました。

 かんぽ生命では、お客さまからのご請求に対して、正確かつ迅速にお支払を行うため、現在、イメージワークフローを活用した「支払業務システム」を導入して請求書類の確認や支払審査等の業務を実施しています。

 支払審査の工程では、約款等で定める支払事由に該当するかどうかを適切に判断するため、多くの場合、システムによる判断だけではなく、審査担当者による判断が必要となっています。
 この理由は、支払審査の工程では、約款や支払規定といったルールに関する知識と、お客さまから提出いただく診断書等を読み解く医学的な知識、支払可否を判断するための各種法律等の知識と経験が必要となっているためです。

 今回、IBMのもつ最先端コグニティブ・コンピューティング・システムWatson技術を活用し、業務のさらなる高度化の検討を進めてまいります。
 具体的には、日本で最大規模のかんぽ生命の支払審査データや約款、関連法規、過去事例などを分析し、支払の判断についての選択肢を確信度付きで示すなどのシステムサポートにより、審査担当者がより迅速かつ正確に支払業務を実施できるようにするなどの検討を進めます。

 今後とも、かんぽ生命は、サービスの水準の向上等を通じて、経営理念である「最も身近で、最も信頼される保険会社」を目指してまいります。

※コグニティブ・コンピューティングとは
 コンピュータが自ら様々な情報を関連付けて分析・学習し、自ら導き出した予測結果をその評価や根拠などとともに意思決定支援をすることなどができる技術

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