健康のススメ

Vol.13 好き嫌いはなぜ起きる?
子どもの偏食をなくす実践的な方法

子どもだけでなく、食べ物の好き嫌いは大人にもあります。とはいえ、親の立場としては「成長期の子どもに栄養バランスのよい食事をさせたい」と願うもの。すでにあの手この手を試して、偏食が改善されなかったという親御さんも多いのではないでしょうか。

この記事では、「なぜ子どもが偏食になるのか」「どう偏食を改善したらよいのか」をご紹介します。これから偏食を直そうとしていた方は、ぜひ参考にしてみてください。

好き嫌いはなぜ起きる? 子どもの偏食をなくす実践的な方法

なぜ子どもは偏食になる?

そもそも、なぜ子どもは偏食になりやすいのでしょうか? その理由について見ていきましょう。

1 親が偏食という傾向も

「食べ物の好き嫌い」は、親から子に遺伝しないと考えられています。とはいえ、一緒に食卓を囲んでいるうち、子どもが親の嗜好に似ていくことはあるようです。

もしかすると、親の偏食がそのまま子どもに引き継がれているのかもしれません。まずは、自分自身に偏食があるかを見つめ直してみましょう。

親が偏食という傾向も

2 親が心配しすぎ

もうひとつ、子どもの偏食で考えられるのが「親の過剰な心配」です。子どもの好き嫌いにイライラして、「食べないと怒るよ」「〇〇ちゃんは食べられるのに」なんて言ってませんか? 親の感情や表情は、子どもにも伝染します。

リラックスした状態でないと、食欲は湧かないものです。子どもに過度な期待をしないで、時間をかけて偏食がなくなるようにサポートしてあげましょう。

親が心配しすぎ

子どもに苦手なものを
食べさせるには?

では、子どもの好き嫌いはどうしたらなくなるのでしょうか? 具体的な方法を見ていきましょう。

1 切り方を変えてみる

切り方を変えてみる

子どもは、ほんの少しの味の違いだけで喜んだり嫌がったりします。まずは、苦手な食べ物の「切り方」を変えてみましょう。たとえば、ピーマンを嫌う子どもはたくさんいますが、切り方を変えたら「食べられた」というケースは少なくありません。

ピーマンは横切りにすると、縦に並んでいる繊維と細胞が壊れて“苦味や香り”が強くなります。これに対して、切り口を縦にすることで苦味を極力抑えることができます。また、ピーマンを油で炒めたり、素揚げしてあげたりすると、苦味が薄くなって食べられることもあるようです。

2 調理の仕方を工夫する

調理の仕方を工夫する

子どもが嫌う食べ物として、トマトもよく挙がります。「ドロッとした食感や種が苦手」という理由で食べられないのがほとんどのケースです。

そんな子どもには、トマトを刻んで煮詰めて調理してあげましょう。たとえば、カレーのなかにトマトを入れると、ほどよい酸味と甘みが増して食べやすくなります。見た目や食感を意識させないように、少し工夫してあげると、苦手な食材を克服できるかもしれません。

3 子どもと一緒に料理する

子どもと一緒に料理する

子どもと一緒に料理することで、苦手な食べ物を克服できるケースもあります。子どもの好奇心を刺激して、料理をつくる過程を体験することでイメージを変えようという方法です。

とはいえ、台所デビューで包丁を触らせるわけにはいきません。まずは、ミニトマトのヘタを取る、野菜を洗う、具材をすりつぶす、サラダのドレッシングをつくるなど、安全性の高い調理をお願いしてみてください。親と一緒なら料理そのものを楽しんでくれるはずです。

4 食卓で楽しく会話する

食卓で楽しく会話する

家庭の食卓は、大きく2つの意味があると言われています。1つは「からだの栄養を満たすこと」、もう1つ大切なのが「心の栄養を満たすこと」です。

子どもは、「親が食事を楽しんでいるか」をよく見ています。会話がなく、ピリピリした雰囲気のなかで“おいしさ”を感じることはありません。親自身が「なにが好きなのか」「どんな食べ物に栄養があるか」を語るだけで、子どもは食べ物に興味をもってくれるはずです。

5 褒めて苦手を克服する

褒めて苦手を克服する

「なんで〇〇できないの?」は、子どものモチベーションをそぐNGワードです。たとえば、子どもが苦手な食材を半分しか口にしていなくても「半分食べられたね!」と褒めてあげてください。それだけで、好き嫌いがなくなる可能性は高くなります。

どんな分野でも「よくできたね!」「頑張ったね!」と親が褒めてあげると、子どもは達成感を覚えるものです。ポジティブな言葉をかけ続ければ、子どものほうから自然に頑張ってくれるようになるでしょう。

焦らずに
子どもの偏食を直そう

焦らずに子どもの偏食を直そう

親が子どもに期待するのは、当然の心理です。ただし、それが行き過ぎると、子どもにとってはプレッシャーでしかありません。場合によっては、好きだったものが嫌いになってしまうことさえあります。

「食べやすく工夫したのに、まったく口にしてくれない……」そんなふうにイライラすることもあるかもしれません。ただし肝心なのは、苦手を克服するのは「親」ではなく「子ども」ということ。焦らずに時間をかけて、子どもの好き嫌いがなくなるように支えてあげましょう。

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