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高校生向け金融教育の協働実施について

お知らせ
2023年12月11日

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 株式会社かんぽ生命保険(東京都千代田区、取締役兼代表執行役社長 谷垣邦夫)と認定NPO法人金融知力普及協会(東京都中央区、理事長 金子昌資)は、高校生向けの金融経済教育活動を協働で実施しており、11月8日、東京都立八王子桑志高校において初めての金融教育授業を行ったことをお知らせいたします。

 本授業は、18歳から65歳までをワークブックを用いてシミュレーションし、様々なライフイベントを経て、年間の収支や貯蓄がどう変化するかを楽しみながら体験できるものとなっています。

■授業の目的・狙い

 もうすぐ成人を迎え、社会に出る直前の高校生が、社会人に必要な知識・スキルを身に着け、よりよい生き方を実現するべく、保険や投資など金融に対する基礎的な知識の習得や自分の将来像(ライフプラン)を考えること、また、出産・産休等ライフイベントの影響を受けやすい女性について、性別やその有無を問わず、誰もが理解できるようになることを狙いとしています。
 具体的には、老後2,000万円問題などと言われる中、保険や投資など将来への備えを若いうちから考えることの重要性や必要性を学び、自身のライフプランをイメージしていだだきます。また、iDeCoや各種保険などの金融商品の特性を正しく理解し、老後にいくら必要なのか、そのためにはどの程度貯蓄をする必要があるのか、結婚・出産による人生への影響や産休・育休の制度などの知識の習得も支援します。

■参加者の感想

 生徒のみなさまから以下のような声をいただいています。

  • 「授業を受ける前は、自分の将来のことはだいたいのイメージで考えてしまっている部分がありましたが、授業を受けて、もう少し具体的に考えていかなきゃいけないなとより強く思うようになりました。」
  • 「資格をとるのに必要なお金や、大学に通うのにかかるお金を自分で理解して、自分の家のお金のことも考慮したうえで、将来どうするのか考えないといけないなと思いました。」
  • 「自分のやりたいことをすることが、どれほど難しいことか改めて理解しました。
    お金の使い方や、投資、保険など、まだまだ知らないことばかりですが、これから勉強して、より豊かな将来にしていきたいと思います。」
  • 「男性が育休をとることに対して世間に浸透してないと思うのでこのようなことを日本中が意識して理解していくことが必要だと思います。」
  • 「出産育休、けがや病気などもしかしたら自分に起きるかもしれないということを前々からよく考えていき、対応できるようにすることが大切で、将来役に立つんだなと改めて思いました。」

■実施概要

プログラム名称:人生設計シミュレーションワークブック(仮)

実施日:2023年11月8日

実施校:東京都立八王子桑志高等学校

参加者:1年生206名

協働:認定NPO法人 金融知力普及協会 https://apfl.or.jpリンク

■かんぽ生命の女性活躍推進施策と社会貢献活動

 かんぽ生命においては、「人的資本経営」の基本概念のひとつとして「多様な人材の活躍と柔軟な働き方の推進」を掲げています。
 また、重要なダイバーシティ推進施策のひとつとして女性活躍推進に取り組んでおり、「誰もが生き生きと活躍できる社会の実現に貢献する」という目的のもと、女性活躍推進に関する社会貢献活動を今後も実施してまいります。その一環として、2024年度以降、より広く本授業の実施を通じて全国の高校生の教育活動を支援してまいります。

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