「セカマチ」は、企業がネット上で支援者と出会えるサービス。事業拡大や新規事業立ち上げなどの成長志向をもつ事業者※1と、金融機関や認定経営革新等支援機関、中小企業診断士、税理士、弁護士、コンサルタントなどを結びつける無料のマッチングプラットフォームだ(図「A」参照)。
武田氏は、「中小企業庁では、『よろず支援拠点』など、対面形式での経営相談窓口(下図参照)を設置しています。しかし、どれも原則、都道府県に1カ所しかなく、出向くのが難しい企業もありました。そこで、パソコンやスマホで簡単に入れる窓口をネットに設けたのです。さらに、相談のハードルを下げるため、課題解決の方法を企業側が考えるのではなく支援者から提案してもらう形式にしました」と語る。
「セカマチ」を利用する企業は、自社のプロフィールと挑戦課題(表「B」参照)を登録。支援先を探している支援者がそれを見て、支援したいと思えば、その企業に「コンタクト」を送る。コンタクトには支援者のプロフィールやメッセージが記載されており、企業はそれを読み、良いと思えば「許諾」のボタンを押す。これでマッチングが成立し、その後は個別の相談に移る。
「セカマチ」に挑戦課題を登録すると、補助金※2の加点対象になるのも魅力だ。25年11月9日現在、登録事業者は33,858者、登録支援者は620者にのぼっている。
- 個人事業主なども利用できるので、文脈に応じて「事業者」と表記している場合がある。
- 「新事業進出補助金」「ものづくり補助金」「中小企業省力化投資補助金」「IT導入補助金」「事業承継・M&A補助金」。