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日本郵船株式会社が発行する本邦初のトランジションボンドへの投資 ~温室効果ガス排出削減の取り組みを支援~

経営・財務など
2021年07月30日

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 株式会社かんぽ生命保険(東京都千代田区、取締役兼代表執行役社長 千田哲也、以下「かんぽ生命」)は、このたび、日本郵船株式会社が発行するトランジションボンド(注1)への投資を実施しましたので、お知らせします。

 本トランジションボンドは、経済産業省の「令和3年度クライメート・トランジション・ファイナンスモデル事業に係るモデル事例」に国内で初めて選定されたものです。

 なお、本債券発行による調達資金は、温室効果ガス排出削減に向けた長期的な移行戦略に則ったプロジェクトへ充当されます。

 かんぽ生命では、生命保険会社としての社会的責任を果たすため、資産運用において「ESG 投資方針」(注2)を定め、ESG の諸要素を投資判断の際に考慮することで、持続可能な社会の実現と長期的な投資成果の向上・リスク低減を推進しています。また、「環境基本宣言」を掲げ、次世代へ住みよい地球環境資源を引き継ぐことを目的として、気候変動による影響に適応した事業運営に努めるとともに、地球環境への負荷低減に配慮した事業活動および環境保全活動を積極的に推進しています。

 投融資においては、ESG要素を考慮する手法の一つとして、テーマ型投資を用いており、投資を行う際には、広くSDGsの目標達成や課題解決に貢献できるテーマを選択し、ESG課題の解決に有用なプロジェクトに投資を行っています。

 かんぽ生命は、今後もこのような資産運用を通じて、広くSDGsの目標達成や課題解決に貢献するよう積極的に取り組んでいきます。

【注1】トランジションボンド
企業の温室効果ガス排出削減に向けた長期的な移行(トランジション)戦略に則ったプロジェクトへの投資を使途とする債券

【注2】ESG投資方針
https://www.jp-life.japanpost.jp/aboutus/csr/responsible_investment/esg.html

<本債券の概要>

発行体 日本郵船株式会社
発行体格付 BBB+/A-/Ba2(R&I/JCR/Moody's)
発行体概要 日本郵船株式会社(NYK)は、1885年に創業した世界でも有数の海運会社の一つです。2018年5月には世界で初めてグリーンボンドを発行しました。NYKグループは2021年2月に「NYKグループESG ストーリー」を策定し、収益最大化と社会・環境のサステナビリティの両立を可能とするESG 経営を推進しています。
年限 5年/7年(2026年7月29日/2028年7月28日)
発行総額 200億円
利率 0.26%/0.38%(5年/7年)
写真1

日本初のLNG燃料自動車専用船「SAKURA LEADER」
©日本郵船株式会社

写真2

日本初のLNGバンカリング船 「かぐや」
©セントラルLNGマリンフューエル株式会社

Sustainable Development Goals

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