米州開発銀行が発行するサステナブル・ディベロップメント・ボンドへの投資 ~国際的な枠組み「COVAX(コバックス)」を通じたワクチンの購入・配布を支援~

経営・財務など
2021年03月10日

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 株式会社かんぽ生命保険(東京都千代田区、取締役兼代表執行役社長 千田哲也、以下「かんぽ生命」)は、このたび、米州開発銀行(以下「IDB」)が発行するサステナブル・ディベロップメント・ボンド(0.6億オーストラリア・ドル および 0.66億ニュージーランド・ドル/計約100億円)への投資を実施しましたので、お知らせします。本債券はIDBが掲げるラテンアメリカおよびカリブ海地域の貧困・不平等の是正や、健康と福祉への貢献に焦点を当てており、IDBが世界で初めてCOVAXファシリティ(注1)を通じた新型コロナウイルス・ワクチンの購入・配布を支援するサステナブル・ディベロップメント・ボンドとなります。なお、かんぽ生命は、本債券の発行額の全額を購入しております。

 IDBは昨年、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への支援を必要とする国々に対して、最大120億アメリカ・ドルの貸し出しを実施することを表明しました。さらに2020年12月には、最大で10億アメリカ・ドルをラテンアメリカ・カリブ海地域での新型コロナウイルス感染症ワクチンの確保・配布の援助に充てることを表明しています。これらの財源と、既にIDBが2020年に拠出を表明していた12億アメリカ・ドル規模の支援、および2021年に実施予定のその他プログラムの財源と併せて、新型コロナウイルス感染症の効率的な検査、感染経路の把握、医療現場における新型コロナ患者へのより良い治療等、公衆衛生の向上を通じた人命救助に役立てられ、特に次の3分野で重点的に支援が行われます。

  • COVAXファシリティや各国の取組を通したワクチン購入のための支援
  • 各国が効率的にワクチン配布を行えるようにするための組織強化
  • ワクチン接種体制を構築するための投資、および経費の援助

 かんぽ生命では、生命保険会社としての社会的責任を果たすため、資産運用において「ESG投資方針」(注2)を定め、ESGの諸要素を投資判断の際に考慮することで、持続可能な社会の実現と長期的な投資成果の向上・リスク低減を推進しています。

 投融資においては、ESG要素を考慮する手法の一つとして、テーマ型投資を用いており、投資を行う際には、広くSDGsの目標達成や課題解決に貢献できるテーマを選択し、ESG課題の解決に有用なプロジェクトに投資を行っています。

 かんぽ生命は、今後もこのような資産運用を通じて、広くSDGsの目標達成や課題解決に貢献するよう積極的に取り組んでいきます。

【注1】COVAXファシリティ
 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチンを、複数国で共同購入し、世界各国に公平かつ迅速に分配する為に立ち上げられた国際的な枠組み。Gaviワクチンアライアンス(GAVI)、感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)、世界保健機関(WHO)が主導し、調達・配送についてはユニセフ(Unicef)が協力。2021年末までに20億回分の新型コロナウイルス感染症ワクチンを、COVAXファシリティに参加するすべての国・地域(2020年12月時点で180以上の国・地域が参加)の人々に公平に届けることを目指す。

【注2】ESG投資方針
https://www.jp-life.japanpost.jp/aboutus/csr/responsible_investment/esg.html

<本債券の概要>

発行体 米州開発銀行(IDB)
発行体格付 Aaa/AAA(Moody's/S&P)
年限 10年(2031年3月10日)
発行総額 0.6億オーストラリア・ドル(約50億円)
利率 1.74%
発行体 米州開発銀行(IDB)
発行体格付 Aaa/AAA(Moody's/S&P)
年限 10年(2031年3月10日)
発行総額 0.66億ニュージーランド・ドル(約50億円)
利率 2.045%
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