平成24年度巡回体操開催模様（九州）

　瀬戸内町は、奄美大島の南西部に位置し、加計呂麻島、請島、与路島の3つの有人島で構成されています。昨年、一昨年の豪雨により甚大な被害を被りましたが、現在は復興を成し遂げています。
　大会前日は、時おり雨が降り、心配されましたが、当日は雨も上がり約1,200人の参加者が、さわやかな朝日とともに体操を行いました。参加者は、ピアノの伴奏に合わせ、前日開催された「港祭り」の疲れも感じさせない熱気で、気持ちいい汗を流しました。
　体操会後のポイントレッスンにも、会場の体育館に入りきれないほどの参加があり、講師の多胡先生指導の下、ラジオ体操の効能や正しい体操について学びました。

　宮崎県、鹿児島県、熊本県の県境に位置するえびの市は、市の南部に日本で初めて国立公園に指定された「えびの高原」が広がり、市内にはたくさんの温泉が湧き出ていて、多くの人たちが訪れています。
　会場となった「飯野高等学校グラウンド」には、予想を超える約1,800人の方にお集まりいただき、すがすがしい朝の空気の中、のびのびと体操を行い、さわやかな汗を流しました。

　終戦記念日の8月15日（水）に、福岡県大刀洗中学校グラウンドにて「夏期巡回ラジオ体操・みんなの体操会」が開催されました。
　前日は雨。当日も天気が心配でしたが、大刀洗町の方々の想いが通じ、開始時間には青空が広がりました。参加者は約1,400人で、遠くは北九州市からも参加いただき、皆さんで元気に体操しました。

　豊後高田市は、豊かな自然と千年の歴史を色濃く残す町です。
　また、「昭和の町･豊後高田」と呼ばれ、多くの家族連れで賑わう観光地です。
　当日は、雨天にもかかわらず、豊後高田市体育センターに400人、会場の外にも1,000人を超える皆さまにお集まりいただきました。熱気あふれる会場で、全員が元気にさわやかな汗を流しました。

　阿蘇市は、火の国熊本のシンボルとも言える阿蘇山のふもと、阿蘇カルデラの中にある緑豊かな町です。
　しかし、7月の豪雨により、甚大な被害に遭い、現在も復旧に取り組んでいます。会場の阿蘇中学校のグラウンドも河川の氾濫で土砂に埋まりましたが、地元の皆さんの努力と大勢のボランティアの方々のおかげで、「夏期巡回ラジオ体操・みんなの体操会」を開催することができました。
　当日は、曇り空から晴れ間が見え、阿蘇山を臨む雄大なロケーションの中、1,000人を超える参加者がラジオ体操を通じて、全国へ阿蘇の元気を伝えました。

　長崎県南島原市において、口之津開港450年記念事業の「夏期巡回ラジオ体操・みんなの体操会」が開催されました。
　体操会には、地元のマスコット、身長3.5ｍ（おそらく日本一背が高い）のポルトガル紳士「ベイガ船長」はじめ、約2,100人の参加者が、海辺のそよ風を受けながら、さわやかな汗を流しました。

　西之表市は、鉄砲伝来の地種子島（1市2町）の北部に位置し、種子島の総面積の約45％を占めています。年平均気温は19.5度で、すこぶる温暖です。
　今回は「西之表市市民体育祭50回記念」として開催され、他2町の教育委員会からも後援をいただき、種子島あげての特別巡回ラジオ体操・みんなの体操会となりました。当日は、梅雨の晴れ間とまではいきませんでしたが、心配された雨も降らず、約1,800人が集い、体操会後に実施されたポイントレッスンにも、市長様をはじめ約120人の参加があり、全員が元気で、爽やかな汗を流しました。