すこやか健康ラボ

寝ても寝ても眠いし疲れが取れない…病気のサインかもしれません

さまざまなシーンで責任が増える一方、自分のことは後回しになりがちな30〜40代。この記事では、気になる体の変化や症状が、単なる疲れではないかもしれないことをお伝えします。

眠気や疲労感のチェック

睡眠時間を確保しているのに、朝から体が重い…。もし、このような悩みを抱えている場合は、その疲れには意外な病気が潜んでいる可能性があります。特に次のような症状に心当たりはありませんか?以下のチェックリストで、あなたの体のSOSを確認しましょう。

見過ごされがちな睡眠の不調をチェック

  • ぐっすり眠った気がしない
  • 夜中に1回以上目が覚めてしまう
  • 以前より朝早く目覚めてしまい、再び眠ることができない
  • 夜中に息苦しくて目が覚める
  • 昼間に強い眠気がある
  • 疲れが取れない、体がだるい
写真イメージ

眠気・疲労感の原因|隠れているかもしれない病気とは

「寝不足なのは仕事が忙しいため」「歳のせいで疲れやすくなった」と考えるケースも多いと思います。しかし、これらの症状の裏には、治療が必要な病気が隠れていることがあります。

眠気・疲労感に隠れているかもしれない病気

病名 疾患の概要、代表的な症状
睡眠時無呼吸症候群(SAS) 睡眠中に繰り返し呼吸が止まったり(無呼吸)、浅くなったり(低呼吸)する病気。不眠や疲れやすさのほか、日中の強い眠気にもつながります。
実は呼吸が止まるたびに体に負担がかかっており、高血圧や2型糖尿病の発症リスクが高まり、心不全の発症や悪化にも関わります。運転業務をされている方は、強い眠気による交通事故のリスクも高まります。
男性に多く、肥満傾向や加齢によって発症割合が高くなります。30~40代の男性で10%に検査異常があり、男性の中でも5%にこの症状があると報告されています。
うつ病(大うつ病性障害) 気分の落ち込みや以前よりも趣味などを楽しめなくなるといったことが2週間以上続く場合、うつの可能性が考えられます。患者さんによってさまざまな様相を呈する病気のため気づきにくいこともあります。
現代日本ではよくある病気のひとつとも言えますが、治療せずに放置してしまうと、仕事や対人関係に悪影響を及ぼしたり、自傷行為につながるリスクが高まります。

症状に心当たりのある場合、自分の健康を守るためにもまずは生活習慣を見直してみましょう。仕事も家庭も忙しいと思いますが、できることからで構いません。

  • 睡眠のリズムを整える:朝は決まった時間に起きて日の光を浴びるなど、睡眠・覚醒のリズムを整えることが大切です。
  • 飲酒の習慣を見直す:飲酒は睡眠の質を低下させます。飲酒の量や頻度を少し減らしてみるだけでも効果が見込めます。

これらの対策を試しても改善しない場合は、医師への相談をご検討ください。自己判断で放っておかず、専門家に相談することで、原因の特定や適切な対処法を知ることができます。

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まとめ

睡眠や疲労感にまつわる不調をご紹介しました。忙しさや年齢のせいと決めつけず、気になる症状がある場合は、受診・相談をご検討ください。睡眠改善や、飲酒の習慣の見直しも効果がある場合がありますので、できることから取り組んでみませんか?

【参考文献】

  • 日本呼吸器学会 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン2020
  • 日本うつ病学会治療ガイドライン Ⅱうつ病(DSM-5)/ 大うつ病性障害 2016 2024年3月1日 改訂(一部修正)
  • ユビー病気のQ&A 不眠症(睡眠障害)
  • 本記事では、協力企業【Ubie株式会社】様の専門的な知見・協力と医師の監修のもと、医療に関わる情報を掲載しています。
    文章責任者:Ubie株式会社

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