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「お腹の調子が悪いけど、ストレスのせいだろう」と、不調をそのまま放置していませんか?
多くの女性が「いつものこと」と流してしまいがちなその体のサインに、一度しっかりと向き合ってみましょう。
仕事や家事などで多忙な日々の中では、食習慣の乱れや強いストレスなどから、便秘や下痢といったお腹の不調に悩まされることもありますよね。
しかし、あなたのその不調は、単純な疲れやストレスではない「注意が必要なサイン」かもしれません。
たとえば次のチェックポイントに心当たりはありませんか?
便秘や下痢は身近な症状のひとつですが、慢性的に続く場合や、症状が急変した場合は隠れている病気に注意が必要です。
特に30代の女性に多いとされる「過敏性腸症候群(IBS)」や、深刻な「炎症性腸疾患(IBD)」といった病気が潜んでいる可能性があります。聞きなれない病名かもしれませんが、確認してみましょう。
軽視できないお腹の不調に隠れた病気
| 病名 | 疾患の概要、代表的な症状 |
|---|---|
| 過敏性腸症候群(IBS) | IBSは、主に腹痛や便通異常が続く病気です。日本人女性は男性よりもIBSの有病率が約1.6倍高いと報告されています。IBSの病態には、ストレスや心理的異常、さらには腸内細菌や粘膜の微小な炎症などが関わっていると考えられています。 放置してしまうと生活の質(QOL)の著しい低下や、うつ病など他の病気の発症リスクを高めるおそれが知られています。 |
| 炎症性腸疾患(IBD:潰瘍性大腸炎・クローン病) | IBDは、潰瘍性大腸炎(UC)とクローン病(CD)に分類される、大腸や小腸の粘膜に慢性の炎症や潰瘍を引き起こす原因不明の疾患の総称です。 潰瘍性大腸炎(UC)は、大腸の粘膜にびらんや潰瘍ができ、血便を伴う、または伴わない下痢と腹痛が特徴的です。クローン病(CD)は、腹痛、下痢、発熱、体重減少などがよくみられます。 いずれも、適切に治療されず、炎症状態が続くと、腸穿孔(腸に穴が開くこと)や大腸がんなど重篤な状態に陥るおそれがあります。 |
上記で挙げた病気を含め、早期に適切な診断と治療を受けることで、症状は大きく改善し、病気の進行や将来のリスクも減らすことができます。
「ただの体質だから」「いつものこと」と自己判断で片付けず、「いつもと違う」と感じたその気づきは、ご自身の体と向き合う大切なきっかけです。ご自身の健康を守るために、勇気を出して一歩踏み出しましょう。
困ったときのあんしんを
病気やケガは、その程度に差はあったとしても「自分は絶対大丈夫」とは言い切れない心配事です。
「入院」や「手術」が必要となってくると、経済的な負担も増え自分や周囲の大切な人への影響も小さくありません。
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適切な診断と治療を受けることで、将来のリスクを減らし、生活の質(QOL)の低下を防ぐことが可能です。便秘や下痢が続く場合は、医療機関への相談をご検討ください。
【参考文献】
ⅢW 2026.02 17907