特定事案調査

お客さまの不利益が発生した可能性が特定可能な事案については、お電話やご訪問によりご連絡させていただきました。

特定事案調査の概要

  1. かんぽ生命において、お客さまのご意向に沿わず不利益が発生した可能性が特定可能な類型(下記A~F類型)については、過去のご契約データから、乗換後の契約状況が当該類型に合致するもの(2019年3月以前の過去5年分で約18.3万件)を全て抽出し、具体的にお客さまのご意向に沿わず不利益を生じさせたものがないか調査を実施いたしました。
    類型 調査対象事案 調査対象件数
    A 契約乗換に際し、乗換前のご契約は解約されたが、乗換後のご契約が引受謝絶となった事案 約1.8万件
    B 契約乗換後、告知義務違反により乗換後のご契約が解除となり、保険金が支払謝絶等となった事案 約0.3万件
    C 特約切替や保険金額の減額により、より合理的なご提案が可能であった事案 約2.6万件
    D 契約乗換前後で予定利率が低下しており、保障の内容・保障期間の変動がない等の事案 約1.5万件
    E 契約乗換の判定期間後(乗換後のご契約の契約日の後7か月から後9か月)の解約により、保障の重複が生じた事案 約7.5万件
    F 契約乗換の判定期間外(乗換後のご契約の契約日の前4か月から前6か月)の解約により、保障の空白が生じた事案 約4.6万件

    ※なお、上記件数は調査対象件数であり、これらの全ての契約がお客さまのご意向に沿わず不利益を生じさせた契約と想定しているものではなく、また、これらの全ての契約が契約復元等の対象となるものではない点にご留意ください。

  2. 2019年8月にご案内状を発送いたしました。

    ご契約時の状況や契約復元等のご意向を確認するため、かんぽ生命の専用コールセンターから、お電話いたしました。
    対面でのご説明が必要なお客さまに対しては、かんぽ生命の社員が訪問し、ご契約時の状況や契約復元等のご意向を確認いたしました。
    また、確認結果に応じて、契約復元等の必要な対応を行いました。