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寿命とは? 日本人の平均寿命・健康寿命の違いを解説

寿命とは?

「人生100年時代」という言い方が定着しつつあります。その指標である寿命には「平均寿命」と「健康寿命」という考え方があり、この2つを理解することで、老後の資金計画や健康管理の重要性が見えてきます。

特に、退職後にどのような暮らしをしたいか、そのためにどう備えるかは、誰もが考えるべきテーマです。

本記事では、平均寿命と健康寿命について、各種統計情報をもとに解説します。

目次
  1. 平均寿命とは
  2. 健康寿命とは
  3. 健康寿命を延ばすためにできること
  4. 老後に向けて考慮すべきこと
  5. まとめ

平均寿命とは

ここでは、平均寿命の定義や、年齢別の平均寿命について詳しくみていきましょう。

平均寿命の定義

平均寿命とは、0歳における平均余命、つまり0歳から平均して何歳まで生きられるかを示す指標です。その年に生まれた赤ちゃんの平均的な寿命を表すもので、厚生労働省が毎年公表する簡易生命表によって明らかにされています。

日本人の平均寿命

「令和6年簡易生命表」によると、2024年の日本人の平均寿命は、男性が81.09歳、女性が87.13歳です。平均寿命の国際比較でみても、日本は世界トップクラスの長寿国です。

1891年~1898年の統計開始当初は男性42.80歳、女性44.30歳でしたので、約130年間でほぼ2倍に延びています。

生命表の統計開始当時は、乳幼児や若年層の死亡率が高く、子どもが成人する前に亡くなるケースも珍しくありませんでした。

平均寿命の推移

平均寿命が延びている理由

平均寿命が延びている主な理由には、医療技術の進歩、衛生環境の改善、栄養状態の向上、そして健康への意識の高まりなどがあります。

統計開始当初と比べ、社会全体の医療や衛生環境が整ったことで、乳幼児や若年層の死亡率が大きく低下し、安心して長寿を迎えられる時代となりました。

特に近年では、がんや心疾患、脳血管疾患といった三大疾病の治療技術が進歩したことが、寿命の延伸に大きく貢献しています。

ADVICE

専門家からのアドバイス

厚生労働省が2025年9月に行った発表によると、住民基本台帳にもとづく100歳以上の高齢者の数は99,763人(男性:11,979人、女性:87,784人)でした。30年前の1995年時点の6,378人(男性:1,255人、女性:5,123人)より大幅に増えていることに驚かれる方も多いのではないでしょうか。

100歳まで生きる方が確実に増えています。非常に長くなるであろう老後の生活をどう過ごすか、積極的に考えていく必要があるといえます。

健康寿命とは

ここでは、老後の人生設計において欠かせない健康寿命について解説します。

健康寿命の定義

健康寿命は、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」を指します。2022年時点での日本人の健康寿命は、男性が72.57歳、女性が75.45歳です。

国民生活基礎調査の「あなたは現在、健康上の問題で日常生活に何か影響がありますか」という質問に「ない」と回答した期間を「健康」として集計し、健康寿命として算出しています。

平均寿命と健康寿命の差が意味すること

2022年時点での平均寿命と健康寿命の差は、以下のとおりです。

  • 男性:平均寿命81.05歳-健康寿命72.57歳=約8.5年
  • 女性:平均寿命87.09歳-健康寿命75.45歳=約11.6年

男性は約8.5年、女性は約11.6年になります。平均10年間、日常生活に制限のある期間が生じる、ということになります。

退職後の人生設計で考えるべきこと

退職年齢が65歳前後の場合、退職後から健康寿命(75歳前後)までの「元気に過ごせる期間」は比較的短いことが分かります。だからこそ、この貴重な数年間を楽しく充実して過ごすためにも、早めの資金準備が大切です。

また、健康寿命到達後は、医療費や介護費用が増加する傾向があります。将来の金銭面の不安を減らすためにも、早めに備えておくことが重要になります。

ADVICE

専門家からのアドバイス

高年齢者雇用安定法に基づき、2025年4月1日以降、企業は希望者全員について65歳までの雇用確保措置を講じることが義務付けられました。2026年1月時点での公的年金支給開始年齢は原則65歳のため、課題であった「退職から年金支給開始までの空白期間」を解消できるようになります。

さらに、同法律では「70歳までの就業機会確保」も企業の努力義務として設けています。老後の資金作りのために働きたいという方には魅力的な制度といえるでしょう。

ただし、働き続けるためには健康であることも重要です。若いうちから健康的な生活を心がけるようにしましょう。

健康寿命を延ばすためにできること

健康寿命を延ばすためには、体調に応じた日々の生活習慣の見直しや定期的な健康管理が欠かせません。ここでは、そのために役立つ具体的な方法をご紹介します。

生活習慣の見直し

健康寿命を延ばすには、まず生活習慣を見直すことが欠かせません。

適度な運動(ウォーキングや筋トレなど)、バランスの良い食事、十分な睡眠、そしてストレスとの上手なつき合い方といった基本的な習慣を整えることで、心とからだの健康を保ちやすくなります。

定期的な健康診断と早期発見・治療

早期発見・早期治療は、健康維持の重要なポイントです。年に1回は健康診断を受け、小さな異変も見逃さないようにしましょう。

気になることがあれば早めに専門医に相談することも重症化を防ぐことにつながります。

社会参加と趣味の継続

人との交流や趣味の時間は、心とからだの健康に良い影響を与えることが分かっています。だからこそ、コミュニティを持つことも大切になります。

地域の活動に参加したり、新しい趣味を始めたりすることで、生きがいが生まれ、結果的に健康寿命を延ばすことにもつながります。

ADVICE

専門家からのアドバイス

国民の健康寿命の延伸や健康格差の縮小を目的とし、2024年度よりスタートした「健康日本21(第三次)」では、「健康寿命の延伸・健康格差の縮小」が目標になっており、生活習慣の改善についても具体的な取り組みが示されています。

健康寿命が延びることによって、医療費・介護費用の削減やQOL(生活の質)向上が期待できます。ぜひ健康づくりについて積極的に考えてみましょう。

老後に向けて考慮すべきこと

健康寿命を延ばす努力とともに、老後の資金準備も重要です。ここでは、具体的にどのような費用がかかるのか、どう備えればよいのかを解説します。

健康寿命後にかかる費用を知る

健康寿命を過ぎると、医療費や介護費用が増加する傾向にあります。

公益財団法人生命保険文化センターの「生命保険に関する全国実態調査(2人以上世帯)」(2024年度)によると、介護に要した一時的な費用(住宅改修や介護用ベッドの購入費など)は平均47万円、月額費用は平均9万円。介護期間は平均4年7カ月(55カ月)です。このデータをもとに計算すると総額は約542万円になります。

介護の場所別では、在宅介護で月額平均5万円、施設介護で月額平均14万円という調査結果が出ています。突然の入院や介護施設への入居など、まとまったお金が必要になる可能性もあるため、資金準備について考えておくべきでしょう。

老後に向けた資金計画を立てる

退職後から健康寿命までの元気な期間を充実させるためにも、老後資金の準備が必要です。旅行や趣味、孫への支援など、やりたいことのためにも資金を確保しておきましょう。

また、健康寿命を過ぎてから必要になる医療費や介護費用も考慮に入れて、トータルでどれくらいの資金が必要か試算しておくことも大切です。

医療費や介護費用が長期間に渡り必要になった場合、貯蓄や年金だけでは不足する可能性もあります。

そのため、公的保険でカバーできない部分や、予想外の出費に備えて、民間の医療保険などへの加入も選択肢の1つです。

お金の心配をすることなく老後を過ごすために、万一のときの保障について準備を検討することが重要です。

ADVICE

専門家からのアドバイス

老後の生活設計には、日々の楽しみや安定した暮らしを支える貯蓄や年金が大きな役割を果たします。一方で、思いがけない病気や介護で老後のための資金が想定以上に減ってしまう可能性もあるため、必要に応じて保険による備えを検討することも大切です。

退職後から健康寿命までの期間を充実させるため、その選択肢の一つとして、満期時にまとまった満期保険金が受け取れる「養老保険」は、万一に備えながら老後の資金準備もできるためおすすめです。

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まとめ

平均寿命と健康寿命を理解することで、老後の人生設計がより具体的になります。

健康な間に日々の生活習慣を整え、定期的に健康チェックを行い、健康寿命をできるだけ長く保てるように心がけましょう。

また、医療費や介護費用に備えることも必要です。医療保険で備えておくと、病気やケガのときも金銭面の不安を軽減できます。

さらに、充実した老後生活を送るために養老保険も考えてみてはいかがでしょうか。

元気なうちから少しずつ準備を始め、心身ともに安心できる老後を目指しましょう。

  • 本記事に記載されている生命保険の種類や保険商品に関する説明は、一般的な情報提供を目的としており、かんぽ生命の商品について説明しているものではありません。
    かんぽ生命の具体的な商品内容については、当社の商品パンフレットやホームページをご確認いただくか、かんぽ生命の社員やお近くの郵便局窓口にお尋ねください。

この記事の監修

監修者田尻さんの顔写真

2級ファイナンシャル・プランニング技能士、マネーライター、証券外務員一種資格保有田尻宏子(たじり ひろこ)

証券会社、生命保険会社、銀行など複数の金融機関での勤務経験後、2016年から主に生命保険、損害保険、株式投資、ローン、相続関連等の金融分野専門のライターとして活動中。お金の初心者から上級者向けに幅広く執筆。

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