ESG投資への取り組み

当社は、約70兆円の運⽤資産を有し、幅広い資産を長期的に運用するユニバーサルオーナー(※)として、全運用資産を対象にESG要素を考慮し、広くSDGsの目標達成や社会課題の解決に貢献できる投融資を実施することで、持続的な社会の実現と長期的な投資成果の向上・リスク低減に取り組んでいます。
また、投資先の低炭素社会実現に向けたトランジションに資する事業活動を積極的に評価し、資金面でのサポートを行うことで、社会のカーボンニュートラルの達成を後押ししています。

  1. 投資額が大きく、資本市場全体に幅広く分散して運用する機関投資家

ESG投資の重点取り組みテーマ

当社は、取り組みテーマとして「Well-being向上」「地域と社会の発展」「環境保護への貢献」を重視し、かんぽ生命らしい“あたたかさ”の感じられる投資を行っていきます。

ESG投資の重点取り組みテーマ

ESG投資方針

当社では、ESG投資に対する基本的な考え方を明確化するため、ESG投資方針を定め、本方針に従って資産運用を行っています。
ESG投資方針には、ESG要素を投資プロセスに組み込むことや、ESG要素を考慮した建設的な対話・株主議決権行使を行うことなどを定めています。
ESG投資態勢の強化等を踏まえ、2021年10月にESG投資方針を改正し、かんぽ生命らしい“あたたかさ”といったキーワードやESG投資に係る重点取り組みテーマ、TCFD提言などに沿った環境に関する項目などを追加しました。
なお、ESG投資方針の改正にあたっては、責任投資諮問部会での審議を経て、サステナビリティ委員会、経営会議へ報告を行っています。

ESG投資方針

2021年10月15日(改正)
株式会社かんぽ生命保険

 当社は、「いつでもそばにいる。どこにいても支える。すべての人生を守り続けたい。」という経営理念のもと、「全国津々浦々をカバーする郵便局ネットワークを通じた保険サービスの提供」を念頭に、すべてのステークホルダーの皆さまに対する社会的責任を果たすという観点から、社会が抱えるESG(環境・社会・ガバナンス)課題の解決に向けた取り組みを推進し、企業価値の持続的向上とSDGsの実現を目指します。

 長期的な資産運用を行うユニバーサルオーナーとして、持続可能な社会の実現と長期的な投資成果の向上・リスク低減を目指し、「Well-Being向上」、「地域と社会の発展」、「環境保護への貢献」を重点取り組みテーマとして、かんぽ生命らしい“あたたかさ”を感じられる投融資を促進します。

  • 当社は、全運用資産を対象として、ESGの諸要素を投融資の判断の際に組み込みます。投融資およびモニタリングを行う際に、財務情報に加え、投融資先企業および運用受託機関等のESGに対する取り組みを総合的に評価します。
  • 当社は、ESG要素を考慮した建設的な対話・議決権行使を含む適切なスチュワードシップ活動を通じた働きかけを重視し、投融資先企業等が事業活動を通じて持続可能な社会の実現に貢献し、自らの企業価値を向上させることを後押ししていきます。また、投融資先企業等に対し、ESG要素を含む非財務情報の開示充実を求めます。
  • 当社は、持続可能な社会の実現により一層貢献できるよう、アセットオーナーや運用受託機関をはじめとした資産運用業界に対してPRI(責任投資原則)が受け入れられ、実行されるよう働きかけるとともに、情報交換・協働に取り組みます。
  • 当社は、ウェブサイトやディスクロージャー資料等を充実させ、ESG投資に係る活動状況を積極的に公表していきます。
  • 当社は、環境に配慮した再生可能エネルギー発電事業への投融資実行など、脱炭素社会実現に資する投融資を積極的に行います。投資先企業等から排出されるGHG排出量の計測・分析を行い、分析結果を考慮した上で、投資先企業等に対するエンゲージメントを実施し、投資ポートフォリオ全体のGHG排出量を削減します。

責任投資推進体制

当社は、下記の体制のもとで、ESG投資やスチュワードシップ活動などの責任投資推進に取り組んでいます。
当社のサステナビリティ推進体制を強化するため、2021年4月より経営会議の諮問委員会として「サステナビリティ委員会」を設置したことに伴い、従来の「責任投資諮問委員会」を「責任投資諮問部会」に改称し、専門部会化しました。
「責任投資諮問部会」では株主議決権行使等に影響を及ぼす利益相反に関する事項や機関投資家としての社会的責任を踏まえた投資に資する事項について、客観的かつ専門的な審議を行っており、原則として年2回開催しています。
また、資産運用部門の各部の実務者および担当執行役が参加する運用戦略会議において、資産ごとのESGインテグレーションやエンゲージメント(目的を持った対話)などの取り組みについて毎月議論・報告をしています。

責任投資推進体制

国連責任投資原則(PRI)署名機関としての取り組み

当社は、2017年10月に国連責任投資原則(PRI)に署名しました。PRIに則ってESG投資を推進し、年1回その取り組み状況を報告しています。2019年の活動を対象とした2020年のPRI年次評価においては、「上場株式のアクティブオーナーシップ」で最高評価の「A+」を、「戦略とガバナンス」「上場株式の投資プロセス」などで「A」を獲得しています。

PRIロゴ

イニシアチブへの参画

国内外のイニシアチブに署名・賛同し、課題解決に向け積極的に取り組んでいます。

長期投資家としての取り組み

当社は、幅広い資産を長期的に運用するユニバーサルオーナーとして、資産運用において持続可能な社会の実現と長期的な投資成果の向上・リスク低減を目指し、投資判断にESGの諸要素を考慮しています。

当社は生命保険会社として長期の保険負債を有しており、資産運用においてはALMを基本方針としていることから、長期投資を前提とした確定利付きの資産を中心に運用しています。
確定利付き資産の中でも売却に制限のある資産が多く、2020年度末においては満期保有の債券が35兆円(50.3%)、責任準備金対応債券が9兆円(13.4%)、融資が5兆円(7.1%)となっており、合計で50兆円(70.8%)を占めています。(※1)
2020年度における平均総資産残高に占める売却額は0.7兆円で、回転率は1.1%となっています。(※2)

  1. 占率はいずれも総資産残高に対する割合
  2. 回転率は売却額/総資産平均残高として算出しています

資産運用の状況

資産運用の状況_表

資産運用の状況_グラフ

中期経営計画(2021年~2025年)におけるESG投資

当社の中期経営計画(2021年度~2025年度)では、「ESG投資の推進」を「資産運用の深化・高度化」「新資本規制対応」と並ぶ資産運用における3つの重点取り組みのひとつとして位置付けています。
また、ESG投資に係るKPIとして、中計期間中に投融資先再生可能エネルギー施設の総発電出力150万kWを目指すことを定めています。

投融資先再生可能エネルギー施設の総発電出力

投融資先再生可能エネルギー施設の総発電出力

ESG投資へのこれまでの主な取り組み

ESG投資へのこれまでの主な取り組み

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ESG投資
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